実施実例:「しかけ」のある物語づくり

B分類:学習指導要領に例示されてはいないが、学習指導要領に示される各教科等の内容を指導する中で実施するもの

物語を読んでその中の場面を一部切り取り、Scratch Jrを使った「デジタル紙芝居」を作って1・2年生に向けて発表するという国語の授業です。

プログラミングで表現するために、まずは物語をよく読んで切り取れる場面を見つける必要があります。また、どこに物語を読み進むためのしかけがあるのか?それをプログラミングを使うとどんな風に表現できるのか?など、プログラミングをする前に考えをまとめておく必要があり、物語を理解したり、場面のつながりを意識する動機付けとなります。

そして、各ポイントで互いに作品を交換し、友達からアドバイスを受けて修正(デバッグ)することも、プログラミング的思考を養う上で重要な要素と言えます。

ロイロノートを活用する場面と、絵コンテをワークシートに描く場面と、考えの「可視化」をするためのツールとして目的に合ったものを選択していることもポイントです。

Scratch Jr https://www.scratchjr.org/
Scratchがベースの低年齢(5-7歳)向けプログラミング・アプリ iPadとAndroidタブレット用無料アプリとして提供されている

(初出「こどもプログラミング通信」第14号 2018年6月29日発行)

Scratch(スクラッチ)

https://studio.beatnix.co.jp/category/kids-it/textbook-programming/
※この画像は、「既存の教科でプログラミングを使って教えられそうな
ものを考えてみた-11」に掲載されている例です。

Scratchは、無料でプログラミングが学べるオンライン教材です。

ビジュアルプログラミングという、ブロックとして用意されている命令文を組み合わせてプログラムを作っていきます。一部入力が必要な部分もありますが、マウス操作がメインなのでキーボード入力が難しい低学年でも使用できます。

Scratchは、小学校での実施例が多く指導案作成の参考にできるものがきっと見つかるはずです。

小学生のお子さんを持つ方が、教科書を見て既存教科にプログラミングを取り入れられそうな課題について書かれたブログがあるのでご紹介します。ここに出てくるコンパスでの描画を再現したプログラムは、鈴鹿市の小学校で実践されています。(「既存の教科でプログラミングを使って教えられそうなものを考えてみた-7」に掲載 )

また、最近では全相模原市市立小学校で、算数科「およその数」でscratchを使ってプログラミング体験をすることが報道されています。

関連サイト: https://scratch.mit.edu/

(初出「こどもプログラミング通信」第7号 2017年11月21日発行)

PCN札幌のScratch教室

札幌圏でも、民間のプログラミング教室が活発に活動を行っています。今回は「PCN札幌」の「Scratch教室」をご紹介します。5月13日(土)に行われた「Scratch教室」では、小学校1~3年生を対象に、Scratchという教材を使ってプログラミングをし、「ドラムをならす」という体験をしました。

5月21日(日)、6月3日(土)、17日(土)にも開催を予定しているとのことですので、お子様と一緒に体験してみてはいかがでしょうか?詳しくは、PCN札幌のWebページをご確認ください。
http://sapporo.pcn.club/

Scratch とは

Scratchは、出前教室で取り上げる「Code Monkey」と同じように、Webブラウザ上で視覚的に命令を並べてプログラミングができるソフトウェア教材ですが、自分でゲームを作ったりアニメーションを作ったりできる、比較的自由度が高いのが特徴です。https://scratch.mit.edu/

(初出「こどもプログラミング通信」第2号 2017年5月23日発行)