文部科学省が概算要求を発表

来年度の文部科学省概算要求が発表されました。計上された予算案からも、プログラミング教育に関する記述が見受けられます。

たとえば、教育の情報化の推進です。小学校においては、情報活用能力の育成を含む、プログラミング教育の円滑な実施等に向けた取り組みとして、指導事例の創出・普及や先生方の研修用教材の開発が挙げられています。

他には、児童生徒が減少した小規模校における学びの質を向上するため、遠隔授業システムの導入支援の補助も計上されています。

平成30年度文部科学省概算要求等の発表資料一覧
http://www.mext.go.jp/a_menu/yosan/h30/1394881.htm

(初出「こどもプログラミング通信」第6号 2017年9月26日発行)

教科書検定にプログラミング教育の記述が新設

8月10日、文部科学省から新しい教育課程に対応した義務教育諸学校教科用図書検定基準が公布されました。今回からは、プログラミング教育に関する記述が新設されました。また、パブリックコメント(意見公募手続き)に対する回答とあわせ、新しい教育課程では、どのような教科書になるのか方向性が見えてきましたので、要点をまとめてご紹介します。

まず、新しい検定基準では算数と理科に関する教科が例示されています。算数は5年生の図形に関して、理科は6年生の物質・エネルギーに関して、それぞれプログラミングを体験しながら論理的思考力を身につけるための学習活動が取り上げられています。

しかし、これらは各教科の授業で必ずプログラミングの実施を求めるものではありません。パブリックコメントの回答では、これらは例示であり、例示以外の授業でもプログラミング教育を実施可能とあります。学校の教育目標や、児童の実情等に応じて、工夫して取り入れられることが求められます。

そのほか、教科共通の要素として”ウェブページのアドレス等”に対する記述も新設されています。こちらの記述では、学習上の参考に供するために真に必要であること、教科書の内容と密接に関係があることや、情報の扱いは公正であること、といった記述が追加されています。

以上のように、教科書検定の段階においても、論理的思考力を身につける手段としてのプログラミング教育という方向性が、改めて明確化されました。

義務教育諸学校教科用図書検定基準(文部科学省)
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/kyoukasho/kentei/1394148.htm

(初出「こどもプログラミング通信」第6号 2017年9月26日発行)

プログラミング教育校内mini研修会【先生方を対象】

出前授業を実施した学校へのアンケート調査でも、プログラミング通信について「もっと知りたい」「もう少し知りたい」との声が寄せられており、教員の皆さまがお忙しい校務の合間に受講いただけるように、短時間の研修会を企画しました。

研修会のメニューは「プログラミング教育基礎知識」「学校教育での実践」のような背景や心構えだけでなく、「プログラミング教育向け教材紹介」というPCを使った内容も準備しております。また、その他のテーマでもご要望に応じて内容を検討いたしますので、ご相談ください。

研修会の実施は10月下旬~12月中旬頃までを予定しています。児童下校後の平日16:00以降の時間帯で、所要時間は20分を予定しております。ご要望により開始時間や所要時間を調整いたしますので、まずはご相談ください。お申し込み方法は、各学校の教頭先生にお配りしております「プログラミング教育校内mini研修会のご案内」のパンフレットをご覧ください。

(初出「こどもプログラミング通信」第6号 2017年9月26日発行)

プログル

“プログル”はプログラミングを使って算数を学ぶ教材です。先生のために作られたプログラミング教材であり、ウェブブラウザを使って無償で学べます。

対象は小学校5・6年生の算数で、公倍数コース、多角形コースの2種類です。プログラミングでキャラクターを動かし各単元について学んでいきます。ドリル形式のため、はじめに操作方法を一緒に確認すれば、子どもが自由に問題を進めていくことができます。

キャラクターに意図した動きをさせるために、ブロックの組み合わせを考えることで、プログラミング的思考の順次処理、条件分岐、繰り返しを身につけられます。教科書で学んだことを実際に確かめる道具として使用することで、各単元への理解がより深まります。また、ゲーム感覚で解いていきますので、算数に苦手意識がある子どもたちも意欲的に学習することができると思われます。

ネット環境があればどこでも学べるため、家庭学習の一つに取り入れるのも良いのではないでしょうか。公式サイトには指導案も掲載されており、授業に取り入れる際の参考にもなります。

参考サイト:https://proguru.jp/

(初出「こどもプログラミング通信」第6号 2017年9月26日発行)

石狩市学校教育への協力に対して、相談窓口を開設

さくらインターネットでは、プログラミング教育必修化を控えた小学校でのプログラミング教育支援として、2017年度よりこの「こどもプログラミング通信」の発行に加え、出前授業や教員研修会を行ってまいりました。

最近、学校での教育活動に対するさくらインターネットへの協力依頼やご相談(例:新聞記事にするための質問への回答など)が数件あり、個別にご相談内容を伺ってご協力できる範囲で対応させていただいております。

今後、こういった学校教育への支援のご相談にもスムーズに対応できるよう、こどもプログラミング通信の問い合わせ窓口にてご相談を承ります。

  • さくらインターネット株式会社(担当:技術本部ビジネス推進グループ 朝倉 恵)
  • Tel:03-5332-7070
  • E-mail:isk-prog@sakura.ad.jp

特に石狩データセンター関連で、学校教育にご協力できる範囲としまして、いくつかご留意いただきたい事項がございますので、予めご承知おきください。

  • 業務の状況などにより、全てのご依頼への対応をお約束するものではございませんので、ご了承ください。
  • 石狩データセンターは、お客様のデータをお預かりする設備であるため、特別な場合を除いて関係者以外立ち入り禁止、センター内での写真撮影や録音、また他の建物が写りこむような敷地外からの撮影や、建物位置情報のSNS配信などもすべて禁止となっております。ご依頼の際ご配慮願います。
  • 石狩データセンターの写真を教育活動にてご利用になりたい場合、弊社側で撮影し、公開しても差し支えない写真をご提供することが可能です。
  • 石狩データセンター内のご見学については、案内を担当する社員を必ず1名以上配置する必要がありますので、対応できる者がおらずご要望にお応えできない場合が多々ございます。また、テナント入居者への配慮や、万が一の時の安全面などから、一度に大人数でのご見学は承れませんので、ご了承ください。

(初出「こどもプログラミング通信」第6号 2017年9月26日発行)