U-22プログラミング・コンテストが開催

2019年10月20日に、U-22プログラミング・コンテストが開催されました。U-22プログラミング・コンテストは、40年の歴史を持ち、その間、多くの優秀なエンジニアを輩出してきた、歴史ある若手の登竜門のコンテストです。

経済産業大臣賞の「総合」には、開成中学校の上原直人さんが開発したプログラミング言語「Blawn」が選ばれました。そのほか「アイデア」には、Hope International Academy Okinawaの小学生、冨田晴生さんがScratchで作成した元素を用いた早押しゲーム「Capture the Elements」が選ばれました。Scratchで作った作品でもアイデア次第ですごいものが作れることを感じることができました。

多くの子どもたちがプログラミング的思考を育む義務教育でのプログラミング教育を受けて、興味を持った児童がより深くプログラミングについて取り組んでいき、こういったコンテストで賞を受賞するようなトップエンジニアとなるようなことも今後は考えられます。小学校におけるプログラミング教育は、このように裾野を広げていくためにも必要なことだと思っています。

最終審査結果|U-22 プログラミング・コンテスト2019
https://u22procon.com/report/

(初出「こどもプログラミング通信」第32号 2019年12月25日発行)

石狩市立紅南小学校で「プログラミング教育先行実践研究発表会」が開催

2019年12月6日に、石狩市立紅南小学校にて「プログラミング教育先行実践研究発表会」が開催されました。

公開授業では、3年生「ロボットのお仕事(アンプラグド)」4年生「ライトボットで体験しよう(ビジュアルプログラミング)」5年生「mBotで考えよう(フィジカルプログラミング)」6年生「拡大図と縮図(アンプラグド)」の4つの授業がおこなわれました。アンプラグドでコンピューターについて理解を深め、ビジュアルプログラミングとフィジカルプログラミングでプログラミングを体験して学び、普通の算数の授業にプログラミング的思考を取り入れるなど、特色のある授業が展開されていました。

主幹教諭の長坂先生は「これらの授業は、どれかが大事なのではなく、すべて大事です」と説明していました。公開授業の後は研究概要の発表のほか、プログラミング教材各社による展示がありました。さくらインターネットもプログラミング教育支援としてブースで全道から集まった先生方の相談に対応していました。

先行実践研究発表会発表説明資料(PDF)
https://www.fureai-cloud.jp/kounan-e/attach/get2/1777/1

(初出「こどもプログラミング通信」第32号 2019年12月25日発行)

アルゴロジック

アルゴロジックは、JEITA(一般社団法人 電子情報技術産業協会)が開発した、「プログラミングの基本となる論理的思考(アルゴリズム)をゲーム感覚で習得するための課題解決型ゲームソフト」です。一般的なインターネットブラウザから利用することができます。

ブロックを目的の場所に動かしながら操作するゲームで、プログラミングの要素である順次処理(順番に作業をおこなう)、繰り返し処理(決められた作業を複数回おこなう)、分岐処理(指定した条件に応じておこなう作業を分ける)といったことが学べるようになっています。

本教材は、宮城県丸森町立耕野小学校で実践された様子がブログで公開されています。
http://blog.ict-in-education.jp/entry/2019/10/04/040000

(初出「こどもプログラミング通信」第32号 2019年12月25日発行)

高等学校情報科「情報Ⅰ」 教員研修用教材

2022年度より高校で必修化される「情報Ⅰ」

高等学校情報科「情報Ⅰ」の教員研修用教材が2019年5月に文部科学省から公開され、その後も更新されています(小学校向けの研修教材については第26号でご紹介しております)。

micro:bitをPython(パイソン)やJavaScript(ジャバスクリプト)といったプログラミング言語を使ってプログラミングすることを前提に書かれたものなどがあり、今後は他の言語にも対応した資料が出てくることが見込まれます。

小学校・中学校・高等学校でつながる情報教育が求められることから、このような動向についても確認されてはいかがでしょうか。

高等学校情報科「情報Ⅰ」教員研修用教材(本編)
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/zyouhou/detail/1416756.htm

(「こどもプログラミング通信」第32号 2019年12月25日発行より)

経済対策13兆円規模に 全小中学生に4年でPC配置

全国の小中学校にひとり1台のPCを目標

政府が近く閣議決定する経済対策で国や地方からの財政支出を13兆円規模にする方針を固めたと発表されました。民間の支出も加えた事業規模は20兆円を超える見通しで、学校教育に関わる分野では、2023年度までにすべての小中学生がパソコンなどのIT(情報技術)端末を利用できるようにする予算を盛り込むとされています。

文部科学省によりますと、小中高のパソコン配置は19年3月末で5.4人につき1台となっており、これを政府が主導して都道府県の単位などによる大規模な調達によって調達コストを下げることで、早期の整備を目指すとしています。

23年度までの合計で総事業費で5000億円程度を見込んでいるとのことで、19年度補正予算には1500億円超が盛り込まれます。文部科学省ではオンライン教育の拡大により、地域間の教育格差を縮小していく計画です。

(「こどもプログラミング通信」第32号 2019年12月25日発行より)

OECDの学習到達度調査「PISA2018」結果が発表

学校制度の質や公平性、効率の国際的評価

OECD(経済協力開発機構)は、生徒の学習到達度を調査するため、学校制度の質や公平性、効率を国際的に評価する「PISA(Programme for International Student Assessment)2018」を実施し、その結果を2019年12月3日に発表しました。

「PISA2018」は、79カ国・地域の15歳の生徒約60万人を対象に、「読解力」「数学的リテラシー」「科学的リテラシー」のテストを実施しています。

日本は、「読解力」が504点、「数学的リテラシー」が527点、「科学的リテラシー」が529点という結果になり、 「数学的リテラシー」 「科学的リテラシー」において世界トップレベルを維持するも、「読解力」については過去最低の結果となるなど、課題の残る結果となりました。

この結果を受け、萩生田文部科学大臣は、学校や教育委員会と連携して以下のような取り組みをしていくとコメントしています。

・来年度からの新学習指導要領の着実な実施により、主体的・対話的で深い学びの視点からの授業改善や、言語能力、情報活用能力育成のための指導の充実
・学校における一人一台のコンピュータの実現等の ICT 環境の整備と効果的な活用
・幼児期から高等教育段階までの教育の無償化・負担軽減等による格差縮小に向けた質の高い教育機会の提供

萩生田文部科学大臣コメント(全文)はこちら
http://www.nier.go.jp/kokusai/pisa/pdf/2018/02_oecd.pdf

PISA2018の結果(グラフ全体)はこちら
https://etcdn.shoeisha.jp/static/images/article/3035/3035_001.jpg

(「こどもプログラミング通信」第32号 2019年12月25日発行より)

LINE entry

LINE entryは、LINE株式会社が放送大学や千葉大学と共同で、文部科学省の学習指導要領に基づいて開発したプログラミング教育のための教材です。元々はLINE株式会社がおこなう出前授業のみで使用されていましたが、このほど一般でも利用できるよう公開されました。

2019年11月8日時点で公開されている教材は以下の5種類です。

  • [算数]プログラミングで正多角形をかこう!
  • [算数]プログラミングで拡大図や縮図をかこう!
  • [理科]プログラミングを使って安全な信号機をつくろう!
  • [総合]プログラミングを使ってロボット掃除機を動かそう!
  • [家庭科]プログラミングを使っておいしいゆで卵をつくろう!

コンピュータ上で動作するアプリケーションのほか、指導案が含まれたガイドブックや、児童に配布するワークシートなども用意されています。

Webアプリとオフライン盤の2種類が用意されていることと、WebブラウザではGoogle ChromeやMicrosoft Edgeのほか、Scratch3では動作対象外となったInternet Explorer(11以上)にも対応しているのが特徴です。

(初出「こどもプログラミング通信」第31号 2019年11月25日発行)

第2回U-16プロコン札幌大会 石狩勢活躍

U-16プロコン札幌大会に、石狩市からは聚富小5年生(Viscuitで作ったゲーム)、緑苑台小4年生(Scratchで石狩市を紹介)が参加されました。それぞれ奨励賞を受賞しています。おめでとうございました!

第2回札幌大会アルバムを公開しました | U-16プログラミングコンテスト札幌大会
http://sapporo.u16procon.org/2019/10/14/551/

(「こどもプログラミング通信」第31号 2019年11月25日発行より)

ジュニアプログラミングワールド2019 開催報告

11月4日に札幌市で開催されたジュニアプログラミングワールド2019に6,000人のご来場がありました。当プロジェクトのセッションでは、午前45名、午後40名の方にご参加いただきました。この場を借りまして、皆さまにお礼申し上げます。

(「こどもプログラミング通信」第31号 2019年11月25日発行より)

道教委プログラミング教育の相談窓口が開設

北海道教育長が、学校の管理職・一般の先生方を対象として、「ちょっと聞いてみたい」疑問を解決するための電話相談窓口を開設しました。

教科の準備や教育課程の編成、外部との連携についても相談を受け付けている模様です。

ご相談窓口はこちらの電話番号です。

北海道教育長学校教育局 教育環境支援課情報化推進グループ
電話 011-204-5719

詳細については、以下の案内ページもご覧ください。

プログラミング教育相談窓口について(PDF)  http://www.dokyoi.pref.hokkaido.lg.jp/hk/kks/jouhou/soudan.pdf

(「こどもプログラミング通信」第31号 2019年11月25日発行より)