コロナ禍でも進むプログラミング教育実践

人類にとって新たな脅威である新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に振り回された令和2年度も、もうすぐ終わりを迎えようとしています。
想定外の長期休校や、感染対策に頭を悩ませたこの1年、プログラミング教育どころではなかった…という声も聞こえてきますが、北海道のプログラミング教育事業にも参加する紅南小学校は、どのような取り組みを実施していたのでしょうか?

主幹教諭の長坂先生にお話を伺いました。

Q:コロナ禍でのプログラミング教育推進には、どんなご苦労がありましたか?

本校では、これまでの積み重ね(先生方の研修や、授業実践の試行など)があったため、特にコロナだからできない、難しいといった後ろ向きな感覚はありませんでした。

先生方には研究実践校としての使命感もあり、新しい教材の導入も進めて、積極的に取り組めたと思います。

Q:プログラミング教育を取り入れて、児童や授業にどんな変化がありましたか?

全校児童への学習アンケートの結果、「プログラミングに興味を持った」という回答が去年の8割から9割に上がりました。

プログラミングはあくまでもきっかけに過ぎないのですが、学習そのものへの興味も高まっているように感じます。

プログラミングを取り入れた授業での共同学習を通じて、児童同士の意見交流が上手くなったということも感じます。
これはプログラミング教育の成果だけでなく、電子黒板(xSync Board)が配備された影響が大きいです。

また、児童がコンピュータを使う場面においても、情報の検索のみを目的とすることが減り、いろいろな目的を持って使うようになりました。

Q:先生方にはどんな風にプログラミング教育が広がっていますか?

プログラミングは、特定の教科・単元で実施するものではなく、様々な教科に取り入れていけるという認識が広がっています。先生方には、その重要性がしっかり浸透していると思います。

一方、GIGAスクール構想による1人1台のコンピュータを使った授業構想のもと、プログラミング教育はどうあるべきか、さらに授業実践を通して追究していきたいと考えています。

紅南小学校では、昨年度もプログラミング教育の実践研究を行っていますが、プログラミングの教材(ドローン、キューブロイド、キュベットなど)や電子黒板が導入されたことにより、先生方のモチベーションがぐっと上がったと感じます。

Q:最後に、長坂先生から小中学校の先生に向けて一言お願いします!

「先生がイノベーターになろう!」と伝えたいです。
先生自身が、新しい考え方、新しい時代にアジャストしていこうとする姿勢が大切だと考えています。
私自身、プログラミング教育の研修として、東京で開催された展示会(EDIX)や、Google本社で行われたプログラミング教育の発表会などに行き、様々な人との出会いで大きく考えが変わりました。
先生自身がイノベーターとなり、児童に見たことのない世界を見せてあげられるようにしたいですね。

紅南小のプログラミング教育2020

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