2019年4月~9月までの実績まとめレポート

はじめに

こんにちは、さくらの学校支援プロジェクトです。

本記事では、本プロジェクトの年度ごとの振り返りと、2019年4月から9月までの実績についてご報告させていただきます。

いよいよ来年(2020年)より、小学校においてプログラミング教育が必修化されます。世間の盛り上がりとともに、私達の活動も盛り上がっています。今期はよりこの盛り上がりとともに活動範囲を広げ支援に尽力してきました。活動報告を見ていただくにあたり、活動の広がりにも注目いただけましたら幸いです。

これまでの活動概要

ここで、本プロジェクトを開始した2016年度から、昨年の2018年度までの活動概要について、振り返ってみたいと思います。

2016年度

石狩データセンターの建設に際し、大変にお世話になった石狩市へ何か恩返しを出来ないかということで、本プロジェクトが始まりました。石狩市教育委員会へのアプローチ、小学校へのプログラミング教育支援の具体策など、全てが手探りの中、プロジェクトがスタートしました。

2017年度

石狩市教育委員会や石狩市の校長会で打ち合わせを重ね、各小学校にて出前授業というかたちで展開することになりました。まだまだ文部科学省からの情報が少なく、プログラミング教育をどのようにすればいいのか誰も知らない、分からない時期でした。自分たちの経験から何を求めるべきなのかを考え、独自の指導案を作り、石狩市の全小学校で出前授業を実施しました。ときには学校内のインターネット環境の相談に乗ることもありました。結果、先生方の協力を得られるとともに、各小学校の事情に合わせた支援をすることを学ぶに至りました。支援をおこなう上で信頼関係の構築ということが非常に重要であると実感しました。

2018年度

2018年度は、石狩市への支援が一つの目に見えるかたちになりました。石狩市におけるプログラミング教育の実践事例集がまとまり、「石狩市のプログラミング教育の取組」として公開されました。小学校によっては、独自の教材を考え出し、先生が主体となり授業を行うまでになりました。メディアに取り上げられる機会も増え、各団体との協力も増加していきました。プロジェクトは大きく展望を広げていきます。石狩市に対する支援を中心としていた本プロジェクトも、周辺地域や北海道の他の地域への支援もおこなうようになりました。

2019年度

2018年度の終わりにプロジェクト名から石狩市という冠を外し、裾野を広げた活動が始まりました。北海道教育委員会での打ち合わせが増え、石狩市での経験を北海道へと還元していきました。プロジェクト当初から毎月発行し続けるこどもプログラミング通信は30号に迫ろうとしています。

2019年度上期の活動報告

4月

石狩市にキャンパスを置く藤女子大学のプロジェクトマネジメントの授業に協力することになりました。本プロジェクトの推進を通じて、企画の立案・推進やマネジメントについての理解を深めていただく取り組みです。

  • 社内ブログへプロジェクト名と活動方針の変更を発表
  • さくらのナレッジにて2018年度の振り返りと2019年度について発表
  • 藤女子大学のプロジェクトマネジメントの授業に協力

5月

イベントでのプロジェクトの紹介や報告会への参加など、外部活動が多い月になりました。

  • PyCon mini Sapporo 2019 にてプロジェクトの紹介
  • みんなのコード養成塾全国報告会参加

6月

小学校の授業への支援だけでなく、クラブ活動に対する支援もおこなっています。

  • OSC2019HOKKAIDO にて小学校プログラミング教育について登壇
  • 花川小学校プログラミングクラブで体験授業実施
  • CSAJ第2回プログラミング教育委員会出席

7月

さくらインターネット大阪本社にてイベントを開催しました。エンジニアだけでなく教育関係者や保護者の立場からの参加もあり、さくらインターネットが開催するイベントとしては珍しいイベントになりました。

  • 第4回小学校プログラミング教育を考える夕べ@大阪
  • 緑苑台小学校にて出前授業を実施

8月

夏休みに入り、先生との打ち合わせや先生向け出前授業を実施しました。先生とのコミュニケーションはプロジェクトの活動を円滑に進めるための重要な事項です。

  • 樽川小学校にて壁新聞の取材

9月

この月はイベントでの登壇が多くありました。どのイベントも大変盛り上がり、プログラミング教育への関心の高さが感じられます。

  • ISP&クラウド事業者の集い in 旭川にて登壇
  • KidsPGフェスいたみにて登壇
  • 双葉小学校社会科授業見学

社外イベント

PyCon mini SAPPORO 2019

スポンサーLT (5分) の枠にて登壇し、プロジェクト名称が新しくなったことと、プロジェクトの活動内容をプレゼンしました。

OSC2019HOKKAIDO(オープンソースカンファレンス2019 Hokkaido)

上記6月のイベントでは、80名部屋にて開催し、イベント全体では、800人近い人が 来場していました。小学校でのプログラミング教育の様子、学校外でのプログラミング教室等の様子が紹介され、何がちがうのか、わかりやすく紹介できました。その後のパネルディスカッションでは、来場者や登壇者以外のプログラミング教育関係者からも 活発な意見があり、現在の北海道の様子が伝わってくる意見交換となりました。石狩市の先生がプログラミング教育によって変わる子供たちの姿や、授業の広がりの可能性、課題などについて登壇したことがイベントの盛り上がりの一躍を担いました。

第4回小学校プログラミング教育を考える夕べ@大阪

株式会社しくみデザイン様と共催で、さくらインターネット大阪本社セミナールームにて実施しました。第4回とありますが、これまでは北海道や東京で開催しており、大阪におけるプログラミング教育でのセミナーは初めての挑戦でした。セミナー終了後も長時間も質問や意見交換が続き、プログラミング教育の注目度の高さが伝わる会となりました。遠方らの参加があったり、エンジニアを超えて、教育者、保護者での視点での意見があり、非常に面白いイベントとなりました。イベントレポートも併せてご覧ください。

KidsPGフェスいたみ

第4回小学校プログラミング教育を考える夕べ@大阪に参加いただいたKidsPG様より登壇のお誘いをいただき参加いたしました。プログラミング教育に触れられる催しということで、600人を超える参加者がありました。その一角でプログラミング教育について登壇致しました。

メディア掲出

2019/06/26 さくらニュース『【イベント】「プログラミング教育」とは? 今、わたしたち道民ができること』

2019/07/21 十勝毎日新聞

2019/07/30 ASCII.jp『“元・幼稚園の先生”がデータセンターで働き、プログラミング教育支援に携わるまで』

2019/09/26 北海道新聞

最後に

本プロジェクトはさくらインターネットの主たる事業から離れ、CSR活動の一環としておこなっているものです。このプロジェクトを通じて得られる経験は通常の事業運営とは異なる体験ばかりです。引き続き本プロジェクトおよび小学校プログラミング教育に対して関心を寄せていただければ幸いです。

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