プログラミング教育の手引(第二版)追加の事例 A区分

文部科学省から2018年11月に、先生方を対象とした「プログラミング教育の手引(第二版)」が公開されました。改定内容の概要は、前月のこどもプログラミング通信第19号(2018年11月発行)をご覧ください。このコーナーでは、新たに追加された実施実例と未来の学びコンソーシアムの事例を掲載していきます。今回は、区分A「学習指導要領に例示されている単元等で実施するもの」です。

第一版では以下の3つが記載されていました。

  • A-① プログラミングを通して、正多角形の意味を基に正多角形をかく画面(算数 第5学年)
  • A-② 身の回りには電気の性質や働きを利用した道具があること等をプログラミングを通して学習する場面(理解 第6学年)
  • A-③ 「情報化の進展と生活や社会の変化」を研究課題として学習する画面(総合的な学習の時間)

第二版の改定では、新たに「総合的な学習の時間」として以下2つの実施事例が追加されています。具体的な授業の進め方は、未来の学びコンソーシアムのリンク先をご覧ください。

A-④ 「まちの魅力と情報技術」を研究課題として学習する場面(総合的な学習の時間)

身近な生活にプログラミングが活用されていることや、そのよさについて、プログラミングを通して気付くとともに、この体験をよりどころとして、情報に関する探求を進めていきます。

単元では、観光客がまちの魅力に触れてもらうために魅力を考え、プログラミングを活用した情報発信の方法を考えます。それから、実際に駅に設置したり、商業施設や駅担当者へのインタビューを行い、魅力あるまちづくりに寄与できることをまとめ、発表します。

単元例:地域をつなぐ情報と私たち(情報)
学 年:小学校3~6年生

A-⑤ 「情報技術を生かした生産や人の手によるものづくり」を探求課題として学習する場面(総合的な学習の時間)

プログラミングを通して、情報技術の仕組みを理解し、ものづくりのよさを知るとともに、ものづくりを支える人との関わりからものづくりの魅力や自分らしい生活についての考えを深めていきます。

単元では、社会科の自動車工場の見学を振り返り、産業用ロボットの活用を踏まえ、プログラムで命令できれば同じ原理の車ができることに気付きます。それから自分たちで自動車や生活を豊かにするものに視点を拡げ、ものづくりや生き方をまとめて発表します。

単元例:ものづくりと生活の豊かさ(ものづくり)
学 年:小学校5、6年生

(初出「こどもプログラミング通信」第20号 2018年12月20日発行)

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