U-22とは、1980年から経済産業省が主催する22歳以下を対象とするプログラミング・コンテストです。ジャンルやプログラミング言語は自由。今年から参加対象を12歳(小学6年生の児童)以下のみを対象とした小学生部門が開設されました。
背景にあるのは、2020年のプログラミング教育の必修化により、だれでもプログラミングが学べる状況になったこと。これまでも小学生も応募は可能でしたが、プログラミングを学び始めた子どもたちにコンテストに参加して欲しい・プログラミングを好きになってほしいという想いから創設されました。
一般部門での評価は、ビジネス性・技術性・アイデアの評価となります。一方、小学生部門はプログラミングは必要ですが「アイデアやなぜこの作品を作ったか」がより重視されます。今年は応募締め切りが終わっていますが、来年以降、興味のある子どもにとっては、夏休みの自由研究としても取り組みがいがありそうです。
参考リンク:http://www.u22procon.com/kids/
(初出「こどもプログラミング通信」第5号 2017年8月29日発行)